続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】

朝食を食べ終え、部屋に戻ると、箪笥から白のハーフタイプのデニムと、黒のレースの付いたキャミソールを取り出した。

着替えて、マスカラと透明のグロスを塗り、部屋を出た。

小さめのバックに携帯・財布・ハンカチと入れたし、忘れ物はなし!



陽樹「張り切ってねぇ?(笑)」



玄関でよー君にからかわれたのをシカトし、私は家を出た。

コンビニのウィンドウに映る自分の姿に、やっと自覚した。

よー君の言う通りだ。

…張り切り過ぎ;;

けど、後にも引こうも、待ち合わせの時間が近い。

私は諦めて、待ち合わせの公園へと向かった―――…。