私はクスッと笑い、一筋の涙を流す。

手の甲で拭い、私は将人と向き合うように体を動かす。



愛夏「私の彼氏になって?」



将「返品は利きませんが、それで良ければ」



愛夏「しないもん!!」



将人はどれだけ私が好きかわかってない。

私は将人に拳骨をし、舌を出す。



将「そんな事しても、可愛いだけだよ」



愛夏「あーも、煩いっ!;;」



私は将人の胸に顔に埋め、赤い頬を隠す。

恥ずかしいけど、今までの分、たっぷりとくっついて居たい。

将人と離れるなんてもったいない気がする。