―3年後― 愛美「どうだった?」 愛夏「陰性…。何で?」 愛美「私が知る筈ないよ!」 大学も卒業し、将人のお嫁さんにだってなった。 排卵日なども計算して、入念にヤってるのに、いつも空振り。 “吐き気は想像妊娠の可能で、生理はホルモンの関係でしょうね”と、産婦人科に行った時に言われた事を思い出して、私はため息を溢した。 3才となった輝生は、週2回のお試し保育に通い、愛美は二十歳となり、生活も落ち着いて来たからと、料理教室に通って、毎日、みんなに美味しいご飯を作ってくれてる。