どうして俺は、愛夏をここまで、連れて来てしまったのだろう。

あの時、無理矢理にでも、外へ行かせれば良かった。

雅は理輝の大学で知り合いだったらしい医者の居る病院に運んで貰った。

愛美と愛夏は、点滴をされ、寝てる。



陽樹「チクショーッ!」



陽樹が隣で貧乏揺すりをしながらキレてる。

浩樹は“手術中”と、赤く光るランプを見つめてる。

夏輝さんたちは、理輝から事情を聞かされてる。

俺は夏輝さんたちに近付いた。



将「俺がついて居ながら…、こんな事になってしまい…、すいません」



俺は気付いたら、土下座をして居た。