よー君と目配せをし、タイミングを合わせる。

ーーバーンッ!!

ーーパンッ

やっとの思いで発泡させた。



犯人「うぁ゛ー!;;」



将人の銃弾は、犯人の腕に命中。

私は「先輩――ッ!!」と叫び、雅先輩を愛美の元へと行かせる。

ーーパーンッ



愛夏「――!!!!」



将浩陽「雅――ッ!!」



愛美「…………。
いやぁぁーーッ!!!!」



時として一瞬に、目の前が、血の海と化した。

私が雅先輩を、愛美の元へ行かせたばかりに、撃たれてしまった。

こー君が犯人を押さえ込んだけど、肘から下は動かせたんだ。