続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】

―――足音が聴こえて振り向けば、雅先輩と、こー君・よー君が居た。

何故この3人かは不明だけど、私は後ろ手に、将人から銃を受け取った。

そして、5人で一斉に、犯人の前方で銃を構えた。



将「今なら撃たない」



雅「返して貰うよ?俺の嫁さん」



よー君とこー君が、息ピッタリで、一歩前進し、私と並んだ。



愛夏「銃を捨てな」



犯人「う、煩いー!!;;」



ーーパンッ



愛美「キャーッ!!!!」



犯人が天井を撃つと、愛美が悲鳴を上げた。

私たちは全員、一旦、銃を持つ手を下げた。