続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】

叔父さんに人質が愛美である事、愛美がここに居る理由を説明の電話を入れた。

このフロアには私たちだけ。



愛夏「…新菜姉、お願いがある」



私は新菜姉に、外に既に来てる筈の叔父さんたちから、銃を貰って来るように頼んだ。

銃には、銃しか勝てない。

私たちなら、弾を避けるのは余裕だ。

たけちゃんも一緒に向かわせ、私は数歩、犯人に近付いた。



愛夏「…あの!」



犯人「……何だよ!さっさと表に出ろよ!;;」



思い付きの犯行だろうか。

犯人はかなり私にビクついてる。

これは本当に、刺激したら危険だろう。