「はーい」と、気が乗らない中、私は玄関へと向かった。

ーーガチャ

しかし、誰も見受けられない。



愛美「あれ…?」



私は辺りを見回しながら、外へ出た。



?「愛美ぃ゛ー!(泣)」



愛美「キャーッ!!;;」



突然、誰か泣いてる男の人に抱き着かれ、私は悲鳴を上げた。



雅理将「愛美――ッ!!」



みんなが集まって来た。

お姉ちゃんに至っては、「誰だ貴様!」と、私に抱き着いて来た男の人を突き飛ばした。



愛美「はぁ……」



私は雅の腕にしがみ付きながら、男の人を見た。



愛夏「た、たけちゃん?;;」



お姉ちゃんが突き飛ばした相手は、新菜姉の彼氏と噂の、たけちゃんだった。