雅を支えたいし、守りたい。

雅の隣にずっと居るのは、私でありたいと願ってた。



愛美「雅…大好きだよ…」



私は雅の頬に手を添えた。

雅は私の手を握りながら、ゆっくりと動き出す。



愛美「ぁん…んっ……」



この日、雅は私をたくさん、愛してくれた。

私の心の恐怖心は、完全にではなくても、振り払われた。

雅と離れたくないという気持ちは更に増して行く。



愛美「……愛してる……」



私には雅しか居ないと、教えてくれた気がした―――…。