雅「なぁ…愛美…」



一つになれた瞬間、雅が動くのを止めて、私を見た。

私が「ん…?」と返すと、雅は私の耳に唇を添えた。



愛美「…ンッ…」



反応してしまう私を笑いながら、「結婚しよう」と言われた。



愛美「何…言ってんの…?」



突然のセリフに、私は目を見開いて、雅を見た。

雅は至って普通の表情。



雅「今すぐじゃない。
でも、愛美を一番に俺が守りたいし、愛美の隣には、俺が居たい…」



プロポーズというより、独占欲の表れ。

でも、私は嬉しくて、雅に力強く頷いた。