雅「前にあんな事があったからとかではないけど、彼女に対して守りたいと思えたのは、愛美が初めてなんだよ。そう思えば思うほど、好きにもなる。ずっと傍に居たくて仕方ない」



雅先輩の言葉に、私と将人は安心した。

蕾兄もりっくんも、嬉しそう…じゃない!!

りっくんは時計を気にしてるし、蕾兄は私の鞄のファスナーを開けようとしてる。



愛夏「何してんの!」



私は蕾兄から鞄を取り返した。

しかし、蕾兄は「携帯を借りるんだよ!」と、また私から鞄を奪った。

見られて困る事はないけど、2人が意味不明。