貴方の愛に気付いた瞬間、私は汚れを知った。



男A「あ、出た…(笑)」



男B「は?俺と代われ!(笑)」



私に股がる男A。

私は目を閉じて、雅やみんなの顔を思い出した。

…将人?

やっぱり、家族にだって、見放されても構わない。

私、人が怖くなる。

家族だって、怖くなりそう。

その前に、私から離れるべきだと思うよ。

私の心に、“絶望”の文字が浮かんだ。



「「「『愛美――ッ!!』」」」



でも…、すぐに消えた―…――。

私の目に映るのは、いつだって傍に居てくれた、みんなだった。