時間が14時半からなせいか、人はわりと少ない。

私は将人に凭れながら、ポップコーンを頬張る。

後ろに振り返り、愛美たちのをパクると、雅先輩に半分ずつにされた。



愛夏「何を勝手に…」



雅「振り返られたら邪魔」



…何て失礼な!!;;

雅先輩は愛美の腰に腕を回し、足を組んで座ってる。

今にもイチャつきそうで、私は「すいませんね;;」と言って、前を向いた。

照明が落ちると、広告から流れ始める。

将人は私の肩に頭を乗せて寝始める。

…何しに来たの?;;

何て思いながらも、私は将人にピッタリと寄り添い、左手を将人の太ももに乗せてボディタッチしてしまう。