ニコニコな蕾兄に対し、愛美は「何で居るの?」と問い掛ける。

蕾兄はまだ「誰?」と先輩に言ってる。



愛夏「この人が、愛美の彼氏だよ。雅先輩、これ、放浪馬鹿の蕾兄!」



蕾「また“放浪馬鹿”っつたな?
そんな男らしいから、男が出来ないんだよ!」



愛夏「はぁ゛ーっ!?」



蕾兄にマジギレ寸前の私に、愛美が怯えて、雅先輩に引っ付く。

蕾兄も私に睨みを利かせる。



将「殺られたいですか?(笑)」



しかし将人が仲裁に入って来て、私の肩を抱いた。

蕾兄は私の肩に回る腕を辿りながら将人を見た。