雄「調べるのは簡単だけど?」



愛夏「…知りたいなら調べれば良いよ。けど、私は叔父さんやパパたちの力は借りない」



お姉ちゃんは下唇を噛みながら、叔父さんを見る。

叔父さんはため息を吐き、「頑固」と呟く。

私は叔父さんに「もう良いよ」と告げ、部屋に1人、戻った。

さっき落としたままのパソコンや参考書などを拾い、ベッドにダイブ。

今はもう何もしたくない。

…何も考えたくない。

私は顔を枕に押し付けて、寝る事にした。