私は何かに当たりたくなり、机の上にあったパソコンやライト、筆箱や参考書を床に投げ落とした。

ーーゴンッ

ーーバサッ

音を経てて落ちるモノと一緒に、私も膝から崩れて、床に座った。

ーーガチャ



雄「愛美ー。何か変な…」



物音を聞いて、私の部屋に入って来た叔父さん。

私は叔父さんを見上げた。



雄「どうした?」



愛美「もう…わかんない…よ…」



…私は何を信じれば良い?

私は雅と付き合っては、ダメだったの…?



雄「…愛美…」



叔父さんは顔を覆って泣く私を、優しく抱き締め、頭を撫でてくれた。