キミに捧ぐ





「……あのさ、」




「はい。何なりと」


後藤先生の顔が笑った…ような




「今日はそうだな、どうしようか…


車で待っててくれる?
病院内でもいいけど」



先に帰るという選択肢がない!!


有無を言わせない表情でなんですが…



「わ、分かりました」




「よろしく。」




了解っす……はぁ…



失敗したなあ。