キミに捧ぐ





その日の放課後


友達と別れてから一人、家路を歩いていたところで

建物に入っていく彼女を見た



病院?どこか悪いのかな…


葉月先生の妹だから、という不純な動機とあのいなくなる、の言葉が気になり、私もついていった






あっいた



彼女はホールで誰かと話をしていた



あれって…確か後藤先生?



この辺りではカッコいいと評判の先生だ


私は葉月先生のほうがカッコいいと…なんて考えながらなるべく2人の近くまで行った