でも先生はいいから、と靴をはきはじめた なんか悪いなあ… そう思いながらも私も準備を始めた 「ここです」 「意外に近かったんだな」 実は先生が住む階の一階上だけだった 「そうですね……あの…」 お茶でも出すのが礼儀かな? でも、 「ククク…俺は帰るよ」 私の考えていたことは見抜かれていたみたい