キミに捧ぐ




うっ



「ハードル高いよ…」



修汰さんでもキツイのに…
修汰だなんて…




「じゃあ、練習ね」




そう言った先生は意地悪そうに微笑む



……この人Sだ!!



「楓」


病院で呼ばれた時よりも声がさらに柔らかい気がする



何か緊張するよ~!





「しゅ、しゅう…た…」