「即クビだよ」 「……クビにならないって言ったのはどこのどなたでしたっけ?」 「さあ?」 コノヤロウ…! すっかり暗くなった。星空の下、自転車を押しながら夜道を歩く。 タツキさんは私のバイトが終わるまで残ってくれた。 お兄ちゃんに迎えを頼もうと思ったけど、タツキさんが送ってくれると言ったので甘えることにした。 友達とご飯を食べて遊んでいるところを邪魔しちゃ悪いし。 「じゃあ、また明日」 「はい、ありがとうございました」