「ってか、ごめん。寝てたよね。起こした?」 「起きてました。大丈夫です」 「……、そっか」 どことなく重い雰囲気が漂った。 膝を折りたたみ体操座りのような姿勢にする。ふと外を見る。 満月だ。 気づかなかった。黒の中に光輝く色がある。