「えー龍守の授業予定、午後からのときもある」
大学が始まる数日前、私たちは龍守の部屋でお互いの授業予定を見せ合っていた。
龍守の広いベッドに寝っ転がりながら声を上げる私に、ちゃんと勉強机で私の予定をみていた龍守がクルッと椅子を回して私を見た。
「朝早く行くか、夕方まで勉強するかの違いだろ」
「そうだけど」
私の授業は朝から始まり、早いときは午後一で終わる。
龍守の授業は、2限目や午後から始まることが多くて、そのときは夕方まで授業。
まあ、どっちもどっちか。
「てか、一緒に行けない」
「えっ?一緒に行くつもりだったの?」
「当たり前だろ」
龍守がこっちに来るから、ベッドから起き上がる。
「キャッ」
ベッドに座った龍守にふわっと抱き上げられ、私は龍守の膝の上に収まった。
なんか、お姫様だっこされてるみたい。
大学が始まる数日前、私たちは龍守の部屋でお互いの授業予定を見せ合っていた。
龍守の広いベッドに寝っ転がりながら声を上げる私に、ちゃんと勉強机で私の予定をみていた龍守がクルッと椅子を回して私を見た。
「朝早く行くか、夕方まで勉強するかの違いだろ」
「そうだけど」
私の授業は朝から始まり、早いときは午後一で終わる。
龍守の授業は、2限目や午後から始まることが多くて、そのときは夕方まで授業。
まあ、どっちもどっちか。
「てか、一緒に行けない」
「えっ?一緒に行くつもりだったの?」
「当たり前だろ」
龍守がこっちに来るから、ベッドから起き上がる。
「キャッ」
ベッドに座った龍守にふわっと抱き上げられ、私は龍守の膝の上に収まった。
なんか、お姫様だっこされてるみたい。