正直びっくりした!まさか、あの担任がこんなに優しいなんて…。


今日の先生は、いつもと違う顔だった。よくわからないけど、いつもより優しかった。

そしたら、先生が「永里!ムリすんなよ!!何かあったらすぐに先生でもいってな!!友達でもいいけどな…。」

「先生!!ありがとうございます…。迷惑をかけちゃいますけど…。」

「大丈夫!迷惑はかかってナンボだよ!とにかく教室へ行こうか」

「あの…病気のこと、クラスの人達に言うんですか…?」

「そうだな…。学年の先生方には、ちゃんと言わなくちゃいけないからな…。」

「クラスの人達にはどうする…?」

「どうすればいいのかわからないです…。」

「それは、永里が決めていいぞ」

「少し、時間をいただけますか…?」

「分かった。決まったらすぐに言えよ?」

「わかりました」

私と先生は教室へ向かった。


教室に入ったら、みんなが近寄ってきた。


「ゆかり!!どうしたの?!元気ないけど…?」

「あっ…。ごめんね!!いろいろあって…」