「キモい…。なんだよ、お前。起こすんじゃねぇよ…」

「へへ!起きた〜?」

あぁ…お前のキモいモーニングコールのせいで完璧目が覚めたよ。


くそ〜朝から見たくない顔だなぁ。

「あれ〜棟夜ってば不機嫌?もう此れから集会なんだからもっとスマイルでいこうよ〜」

「あぁ?…たく、めんどくせぇ」

集会と聞いて、ダルさが襲ってきて思わず起き上がりながらサイドにあるタバコに手が伸びた。


シュッポ!

「あれ?棟夜、またタバコ変えた?なんかこの前よりも重そうな感じなんだけど〜」

「あぁ、兄貴のだ。アイツ何処でもタバコを置いていくからな」

「なるほど。」

確かに、兄貴のタバコはかなりキツい…。
アイツはニコチンに侵されているんじゃあないかと少し心配になる。

「さてと、じゃあ棟夜も起きた事だし俺は先に行ってるからお前も早く!来いよ〜」


早く!を強調しやがった。
「あぁ…」