一条の兄。
そっくりだ。
笑い方まで。
「あんたが犯人なんでしょ!?」
一条の兄は喋るのを止め、僕等を睨んだ。
「犯人って何のことだよ?」
「この写真のことよ!」
美羽が机の上に写真を広げた。
「……」
「あんたよね?」
「……証拠は?」
「パパに頼んで、この写真に付いてた指紋を調べて貰ったら、あんたのが出てきたの」
美羽が微笑む。
「そ、そんな刑事ドラマみたいな……はったりだろ?」
動揺する一条の兄の隙を見て、美羽がポケットの中を探った。
「な、何すんだよ!?」
「これ何かな〜?」
美羽が取り出しのは、デジタルカメラだった。
そっくりだ。
笑い方まで。
「あんたが犯人なんでしょ!?」
一条の兄は喋るのを止め、僕等を睨んだ。
「犯人って何のことだよ?」
「この写真のことよ!」
美羽が机の上に写真を広げた。
「……」
「あんたよね?」
「……証拠は?」
「パパに頼んで、この写真に付いてた指紋を調べて貰ったら、あんたのが出てきたの」
美羽が微笑む。
「そ、そんな刑事ドラマみたいな……はったりだろ?」
動揺する一条の兄の隙を見て、美羽がポケットの中を探った。
「な、何すんだよ!?」
「これ何かな〜?」
美羽が取り出しのは、デジタルカメラだった。