約束のノート

集合がかかり、4人で体育館へ向かう。


そんなとき、高校生ぐらいの男の2人組が通りがかる。


その2人が、でかい声で話すものだから、会話の内容が聞こえてくる。


「でもさ、やっぱつまんねぇよな」


「5年生の劇、主役の子が声出せないんだろ?面白くなさそうだよな」


「あれじゃね?声を出せない子を使って同情を誘おうってやつ?」


「あー、ありうるありうる」


「そんなもんに同情するかっつーの」


「そうそう」


「障害者は養護学校行けって感じだよな」


「まったくだ」


ハハハ、と笑い飛ばす2人。


2人の姿は既に後ろだ。


・・・・・・それを聞いて、ムチャクチャムカついた。


美雪や翔平も同じようだ。


顔をしかめたり、拳を握ったりしている。


美雪は、翔平が抑えなければ向かっていっただろう。


「遥、あんなのは・・・」


気にするな、と言いかけて、声が止まる。