約束のノート

学芸会のの練習。


遥は、相変わらずミスが多かった。


ミスをして、遥が落ち込む度に、俺たちが励ます。


バスケの試合で遥と親しくなった、裕二たちも協力してくれた。


・・・遥は、登っている。


階段を。


少しずつだけど、確実に。


不器用で・・・


思うようにいかないことも多いけど。


頑張ってるんだ。


そんなことを考えてると。


「杉内!お前バカかっ!」


・・・俺がミスをしていた。


ヒゲ先生に怒鳴られる。


「片岡、お前もだっ。まったく・・・主役級ふたりがこんなでどうすんだっ」


同じくミスをした遥も怒鳴られる。


普段の子供っぽいヒゲ先生とは大違いだった。


それだけ、真剣なんだろう。


そんなこんなで、学芸会の練習は進んだ。