「…そ、そうですの… では続けますわ」 そう言って紀美代は 菜智の手を引く 「華道は花を生ける だけが華道ではありませんの 花を愛でるにも 作法があるのですわ」 そう言って紀美代は 花から少し遠ざけて 菜智を座らせた 「花を拝見する場合、 床の間から畳み一つ 隔てた場所に座りますの」 そう言って紀美代も 同じように隣に座る .