そうして



1年が経とうとした。





文化祭や体育祭など

高校で初めて経験する行事を楽しみ



もうすぐ1年生が終わる。








僕は部活中心の生活を送り



必死に練習についていき




少しずつ高校のソフトボールが通用するようになった。











勉強は

テスト週間で一気に勉強するくらいで





中学の頃に比べると 勉強する時間がかなり減ったが





部活がやりたくて仕方なかった。









そうして 1年生最後の定期試験を終え







ほっとして

また部活が開始した時のこと。















たまたま部活関係で職員室に行った時






神崎先生が職員室から出てきてすれ違った。






まだ苦手意識があったが



逃げる訳にもいかず(^^;)))


更に部活で挨拶を徹底的にやるよう言われていたので




とりあえず挨拶した。






『こんにちは~。』




『おう。こんにちは。』






そうしてすれ違った。




ほっとしていると





『そういえば、お前ちゃんと今回勉強したのかぁ??』




と若干キレぎみで言われた。








散々 得意なはずの地理のテストで神崎先生にボロクソにされているので



今回はかなり勉強していた。




だから

『えっ?自信あるんですけど!!』



と言った。







そしたら 神崎先生





『本当かよ?』


と呆れた顔で言って

そのまま行ってしまった。















えっ?










もしかしたら
私 赤点…??








一発アウト??