岩井の。
岩井の言葉は、雷のように、僕の胸を突き差した。
僕とハニーが釣り合わない。
そんなことは、判ってる。
それは、ずっと、僕も思って来たことだから。
僕は、汚れない。
それは、僕が女の子じゃないからではない。
それは。
僕が、これ以上。
汚れる隙間の無いほどに、汚れ切っているから。
「ひ………くっ」
岩井の責め苦が再開されて。
とうとう、声が抑えられなくなったのは。
動物的な快楽のために。
言うことの効かなくなったカラダが鳴いたからじゃない。
もっと、人間的な、心が泣いて。
声と一緒に。
……涙が出た。
僕は。
………汚れているんだ。



