余命一カ月の僕

「またあったね」

檻に貼り付けになった物体はそう言った。


「もうちょっとでお魚さん
捕まえられたのになあ」


両手両足を鎖でつながれ
拘束着で自由をからめとられた

その物体はそう言った。

「彼女は病気なんだ。
それも不治の病なんだよ」


檻の外で白衣の男が
呟くように言う。