余命一カ月の僕

僕は檻の扉を開け
中に入った。


入ってみても
白衣の男が言うように


僕の運命が変わった実感はない。
今までどおりの自分が

そこに立っている。

がちゃ…

がちゃ…

また鎖に繋がれた
ミイラが動き出した。

無言でそれを見つめる僕。