余命一カ月の僕

白衣の男は懐から
鍵の束を出して僕に渡す。

「この鍵で檻を開けるんだ。

ただしこれだけは言っておこう。

鍵を開けて檻の中に入ったら
君の運命は大きく変わるかもしれない。

もしかしたら普通の生活には
もう戻れないかもしれない。

それでもいいのなら
この鍵で檻を開けるんだ」