余命一カ月の僕

ムキになって言い争う僕たち。


うららかな春に
勃発する僕と彼女の戦争は


馬鹿馬鹿しさを湛え
春の小川で繰り広げられる。


「ところで…」


怒りまくる彼女に僕は聞いてみる。



「君の名前をまだ聞いてない」


彼女はそれを聞くとうなずいて
口を開いた。


「春香!」