余命一カ月の僕

「あなた今、絶望してる?してるよね?」

春香は高笑いを響かせる。

春香の青い瞳が
夜空に揺らめいて見える。


「今まで総てのことは
あなたを最高の裏切りで料理する

前ふりだったってわけ。


分かる?」

いたずらっぽい顔で
春香は僕の顔を覗き込む。


「余命一分」


僕の髪の毛をつかんで
追い打ちをかけるように

春香は言葉を吐き捨てた。