余命一カ月の僕

「まず君から言ってよ」


ほんわかはんなりとした顔の彼女は
僕にそう言った。



滴が服からまだ滴り落ちている。


髪の毛を手で絞りながら
彼女は僕に問いかける。


「あなたの名前は?」