余命一カ月の僕

「ええ!!」


僕は部屋中に響き渡るくらいの
大きな声を出して

急いでテレビをつけた。


写っていたのは
見覚えのある川辺に立つ建物。

「先ほど脱走した殺人犯は

警備員を殺し、いまだ行方不明です。

まだ町内を逃走している模様なので
近隣の方はなるべく外出を控えてください。

繰り返します…」


アナウンサーが殺気立って
中継する様子を見て

僕は戦慄した。


春香が…消えた?