余命一カ月の僕

すると突然部屋のドアが開いて
母親が入ってきた。

母親は僕の顔を見ると
ほっとした顔をしてこう言った。


「良かった。部屋にいたのね」


「なにかあったの?」


僕がそう言うと母親は
呆れた顔をする。


「あなたテレビ見てないの?
今どのチャンネルでもやってるわよ。

さっき連続殺人鬼が
警備員を殺して脱走したらしいのよ」