キミがそれでも好きだから

―翌日の朝―

青空が広がる朝。

由紀はいやな予感がしてならなかった。

いやな予感と不安を抱えながら由紀は登校した。

――学校――――

校内では沢山の挨拶が飛びかっている。

そして廊下は沢山の人で溢れていた。

やっと教室にたどり着く。
一息ついていると誰かが来た。

?「篠宮さん?ちょっといい?」

由紀「えっ??」

?「話あるからちょっとついてきてくれない?」

由紀「う、うん」

渋々私は返事をし席を話した。

――生徒会室―――――

意味もわからないまま生徒会室に連れて来られた。

由紀「あのなんですか?」
?「あのさあんた邪魔なんだけど。消えてくれない」
由紀「何の事ですか?」

?「とぼけんなよ!お前さぁ鈴木くんの気引こうとしてるよな!」

由紀「そんなことしてません!っていうかあなた誰ですか?」

?「うちは嶋田美香」

由紀「嶋田さん。私は気なんて引こうとしてません」
美香「んぢゃなんで仲良く話してんだよ。」

由紀「それは・・・」

美香「やっぱいえねぇじゃん」

由紀「・・・」

美香「あんた目障りなんだよ。」

そう言うと嶋田は私の腹を殴った。

由紀「っ!!!」

目の前が真っ暗になって私は意識を失った・・・。

第二章~悲劇の朝~ 前編END.