先生は蒼い瞳の狼くん





「黙って、ついてこい」

「あっ」


片手には私、もう片方は傘をさしていて、いわゆる相合い傘で初めての経験


ドキドキするのに、触れあう肩が暖かくて落ち着く

ううん、たぶん、それは相手が先生だからだ


「っ」


本当に、どんどん、私は先生が好きになっていく


ただの片思いで、実ることはない。実りたいとも思わない


だけど先生があたえてくれる温もりは全部感じたい―…


ただ、それが許されるまでは…
















――――……




「あの、先生どこまで行くんですか?」


「もう少し」


先生に引かれる事、約30分

いまだ変わらない格好のまま、公園に入りどんどん奥えと歩いて行く先生にそんな疑問を浮かべると、そんな答えがかえって来る


もう少し…そう言われても、ただ公園を歩いてる気がしてならない私は、いつ誰かに見られるか気が気じゃない