先生は蒼い瞳の狼くん





あの、熱い唇の感覚が…


熱い、身体の感覚が…


「…サラ?」


「あ、えっ、と」


「な?頼む」


そんな、囁くような声で言わないで欲しい


「でも、先生。誰か生徒に見つかったら…」

「大丈夫だ。誰もいない所だから」


誰も…いない?


「…っ」


それって…尚更まずいんじゃ

だって、一応は男と女で…き、キスしたんだし


誰もいない所となると


「…っ」


頭に浮かんだ光景にカァーと一気に顔が赤くなり、それを見た先生が手の甲でべチッと私の額を軽く叩く


「おい、そんないやらしい意味じゃない」

「あっ」

「やめてくれ。そんな顔されるとこっちが恥ずかしい」


私のフードを引っ張り、深く被せると私の肩を抱きながら先生が歩きだす