先生は蒼い瞳の狼くん







――――……



数十分後…



「…いてぇ」


傷の手当てが終わり、包帯やらガーゼや絆創膏だらけになった龍之介くんが口元を触りながら顔を歪めていた


「せっかく、消毒したんだからあまり触るなよ」

「…あぁ」


ぶっきらぼうに龍之介くんは呟き、そのまま長椅子の背もたれに寄り掛かる


「……」

「なぁ、ちーちゃん?…」

「どうした?」


片付けをする先生が背中越しに言う

「俺も、少しここで頭を冷やさせて」


「…それは、その怪我と繋がりがあるのか?」


「…まぁ」

「そっか、なら好きにしろ。サラも一人で暇だった所だしな」


先生はそう言い、私に向かって笑みを浮かべる



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