先生は蒼い瞳の狼くん





「…ん」


「…あ」


起こしちゃった?


胸がなり、先生を見ると再びスヤスヤと寝息をたてる


良かった…


安心してホッとしたのもつかの間―…


「サ…ラ…」


「…ぇ?」


不意に先生が囁いた言葉に私の身体が固まる


いま、サラって呼んだ?


「サラ…」

「あっ」


ドキッ―…


い、いやだ…


先生はずっと私の事を"雪村"って苗字で呼んでいたからそんな風に呼ばれるとくすぐったい


なんだか…寝ている先生に呼ばれてるだけなのに自分の名前が特別になったみたいで…


「千尋…先生…」


触りたい、そんな衝動にかられて…そっと、名前を呼んでから先生の頬を触れる



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