先生は蒼い瞳の狼くん





「あっ」


「じゃあ、もうこれは見るな」


「へ?な、なんでですか!?」



意味が分からないよ


なんで見たらいけないの?


「気にいらないから」

「え?」

「俺のほうがいいんだろ?ならそいつは見なくていい」


「………ぇ」


…それって…

やきもち?先生が?今、目の前にいるこの千尋先生が?


信じられない

そんなタイプじゃないって思ってた


と、ゆーか…私が黒崎くんを見ていた事にそんな感情を持っていたなんてビックリ


もしかして、最初に雑誌を奪ったのも…妬いてたの?



「なんだ?」


「い、いえ」


どうしよう。なんか嬉しい


それって、少しならず…先生は私の事を考えてくれてるんだ


そう考えたら、口元がニヤけてしまいそれを隠すように先生に背中を向けた



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