その姿がなんか、いつもの余裕たっぷりの先生と違い過ぎて
"可愛い"そう思ったら、少し口元が緩んでしまう
「なに、笑ってるんだ?」
「え?」
"先生が可愛いから"なんて言えない!
言ったら絶対に、またからかわれるから
「な、内緒です」
そう誤魔化して、奪われた雑誌を再び開いて黒崎くんを見る
「なぁ」
「はい?」
「そんなに、そいつが格好いいか?」
「え?」
なんで?確かに格好いいけど…私、先生に格好いいなんて言ってない
「格好いい、色っぽいって無意識に口にしてたの気付かなかったのか?」
「え!」
うそ!
自分の口を塞いで、聞かされた事実に顔が熱くなる
それじゃあ、あの時思った事…先生は全部聞いてたってことで…
なんて私ってば、馬鹿なんだろう
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