先生は蒼い瞳の狼くん






「男は女より、いつまでたっても大人になれない…駄目な生き物なのかもな」



「………っ」



「それにしても、知らなかった」


「…ぇ?」


「雪村が、前の学校でそんな目にあってたなんてな」



…知らないに決まってる


私だって、千尋先生に初めて話したんだ…っ


瑠花もしらない、私の過去―…


ギュと先生の白衣を握るとその手を軽く手で包まれる



「交流会の間、ずっと…ここにいてもいい」


…え?い、いいの?


「忘れたい過去を無理に克服しなくてもいい。辛かったら俺が味方になるから…いつでも来い」


「せ、んせっ」


「男が味方なんて、嫌か?」


「…っ」



その言葉に必死に首を横にふると、先生のホッとした呼吸が聞こえる



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