先生は蒼い瞳の狼くん







仲がいい三人の会話に、色々と突っ込みたい事はあるけど、私は呆然とその姿を見つめる



「たっくさ、言っておくけどな…俺は乗り換えたりなんてない!」



「へぇ」


「そうなんだ」


「………」


明らかに棒読みの二人



「俺はな、ただ、雪村が元気がなさそうだったから、元気つけようかと思っただけだ!」



後藤くんがそう言い張ると、二人は勢いよく私の方をみる


「…え」


な、なに…?


二人の違い過ぎる見た目と勢いに、冷や汗が流れた


なにか言われるの?そう考えると少し恐くて数歩下がる



「久保。雪村が元気ないって」


「あれだな、あれ」


「あ、あれ?」


「両手出して?」


両手…?


言われるままに、ゆっくりと両手を出すと


その手の上に、パサパサと大量のチョコや飴玉などの甘いものが手のひらに落ちる



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