「もしかして、瑠花がいないけど、喧嘩でもしたのか?」
「え?あ…ううん。瑠花は今日は用事があって遅刻みたい」
「そっか。瑠花と喧嘩して落ち込んでるのかと思った」
頬を数回かいて、そう言う後藤くん
瑠花と喧嘩か…それはそれで落ち込むけど
今回は違う…んだ
「大丈夫、そんな事ないよ…」
今回はただ、嫌な夢を…
そうまた考えると、顔が苦々しくなってくる
そんな私を見た彼が慌てるように口を開くと
「あの「後藤ー!!!」」
今度は二人くらいの男子の声が響き息を切らしながら走って来て、私達の前で何回も深呼吸を繰り返す
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