先生は蒼い瞳の狼くん






「何って…雪で作るウサギだが…知らないのか?」



「は、はい…」


「嘘だ」


「う、嘘なんてつきませんよ!」


必死に首を降り否定すると、先生は"ふーん"と言いながら再び前を見る




「あの…先生?」


「はい、なんでしょう」



「私、あの日から…先生の事探してたんです」



そう言うと、私を見てニヤリと笑う


「俺を?なんで」


「だから、その…お礼をずっと言いたくて…なのに先生はなかなかいないし…」


「あー、そりゃそうだ」


「え?」


「あの日は、冬休み限定で、たまたま俺が寮に住み込みの日だったからな」



住み込みの日?


「そうだったんですか…?」


「先生同士で、ローテーションで回してる。ちなみに今日も俺が当番でな」


そっか、だから先生があの時いて


それからいなかったんだ



なんだか、納得



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